循環wool bagのすべて書きました。前編

このページに関心を持っていただきありがとうございます。無茶苦茶うれしいです。

昨日2022年1月25日に循環wool bag販売開始しました。

商品のデザインはもちろんですが、循環できる仕組みをつくることができたことがとても嬉しいです。

循環wool bagに関する、すべてのことを書いていきます。よろしくお願いします。

☆なぜ、作ろうと思ったのか?

去年2021年のはじめ頃から経済産業省の資料を読み始めたのが始まりです。

そこで、知ったことをざざっと箇条書きします。

●日本国内アパレルは98%海外生産され輸入されている。

●市場規模は30年前の15兆円から10兆円に縮小。

●供給量は30年前の20億点から40億点に倍増。すなわち、アパレルの廃棄量は増え続けていることがわかります。

●新型コロナ感染拡大で消費者ニーズがデジタル消費型に変化しつつある。

●繊維産業の今後に「サステナビリティ」の視点が重要になる。サステナビリティについては、2015年のSDGs(持続可能な開発目標)を指針としています。大きく17の目標が掲げられています。つくる責任つかう責任や廃棄処分問題からの自然環境保護の視点など

●日本国内アパレルは、サプライチェーン(商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのこと)が複雑かつグローバルで「サステナビリティ」の視点での管理は十分でない。

●国内の繊維産業の事業所は減少を続けている、30年前の5万6000所から1万所に、実に5分の1以下になった。また、少子高齢化等により、生産拠点の後継者不足が指摘されている。

●日本の繊維産業のテキスタイル(生地)は強い。吸汗速乾、抗菌などの高機能繊維や世界の高級ブランドから高い評価、採用される。

●インターネットやスマホ、そしてSNS等の普及により、個人が多様な情報の受け手となるとともに、情報発信者ともなっている。

●CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の概念が注目されている。社会価値を高めるCSR(Corporate Social Respomsibility:企業の社会的責任)の取組を行いながら更に、経済価値も高めるという経営モデルがCSVである。2011年に米ハーバード大学教授のマイケル・ポーターさんが提唱しました。CSV実現のための3つの方法は、「製品と市場を見直す」「バリューチェーンの再定義」「企業が拠点を置く地域を支援する産業クラスターをつくる」企業は事業活動に関連する社会問題の解決に取り組むべきである、そして、最終的に社会と共有できる価値創造をして、ノウハウやスキルの構築につなげるという考えです。

●リニア・エコノミーからサーキュラーエコノミーにしていくことが求められている。                              リニア・エコノミーとは、
自然界から労働力によって取り出された資源やエネルギーを使って、また、労働力を使って生産された製品が一度きりで使い廃棄される経済活動です。サーキュラー・エコノミーとは、
自然界の資源やエネルギーの消費や消費された製品の廃棄を少なくする為に、生産、消費、廃棄を円を描く様に循環させる経済活動です。さらに、この循環の過程でも価値を生み出して経済成長していこうとする活動です。

●経済産業省が2020年5月に循環経済の実現にむけて日本が重点的に取組べきテーマ3点 

1.環境活動としての3R(リデュース、リユース、リサイクル)から経済活動としての循環経済への転換 2.グローバルな市場に循環型の製品・ビジネスを展開していくことを目的に、経営戦略・事業戦略としての企業の自主的な取組を促進。3.中長期的にレジリエントな循環システムの再構築。です。   レジリエンスとは、
一般的に「復元力、回復力、弾力」と訳される。近年は「困難な状況にかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」と使われるケースがふえる。

●消費活動後の古繊維の回収して、リユースやリサイクルの取組を進めることは可能。廃棄物処理法上も問題ない。ただし、地方公共団体において取り扱いが異なることがあり、確認が必要。

●2013年にバングラデシュの縫製工場ビルで起きたラナ・プラザ崩壊(死者1000人以上、行方不明者500人、負傷者2500人以上となった事故)を契機として、繊維産業における責任あるサプライチェーン管理の重要性が広く認識されるようになった。

●供給量増加の要因・影響ー1980年代は、DC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドブームに象徴されるように、高価な商品が多く購入された。しかし、その後の景気低迷によりデフレが進み、アパレル各社は商品の販売価格を下げるために人件費が安価であった中国などへ生産拠点を移転した。大量に生産することで単価が下げられた商品は、百貨店を始めとした多くの店舗に供給された。また、多くの場所に店舗を持つことで供給先が多くなり、それぞれの店舗において充実した品揃えをするために供給量が増加したとの指摘もある。さらに、あまり購入されない商品を大量に生産する可能性があり、値引き販売が常態化するようになった。消費者は値引きを予期・期待し、購入を控えるようになり、生価価格による売れ残り商品がさらに、増加し、値引き販売を繰り返す悪循環が生じている。

●アンコンシャスバイアスとは、
「無意識の思い込み、偏見」と訳される。誰かと話すときや接するときに、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、あらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものです。

この様なことを知って、そしてlagimusimが思ったことは、

lagimusimは国内のシンプルなサプライチェーンで制作している。日本国内アパレルの98%は海外生産され輸入されているから、残りの2%ってことになるな。かなりの少数派。

だけど小さい規模だからこそできることがあると考えました。それは、商品の持つすべてのサプライチェーン情報(商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのこと)や価格設定情報を開示して、使用後の商品がリサイクルや循環できることも考えられた商品をデザインできると思いました。

2点、良いことがあります。

1点目、商品を購入するとき支払ったお金は、商品制作に関係する各セクションに支払われます。それは各活動を継続成長するための資金になります。サプライチェーン情報と価格設定情報を購入者に開示することで支払ったお金の行方を購入者は明確に知ることができます。とても気持ちが良いと考えます。

2点目、使用後の廃棄を減らす視点でみると、古着を買う、なるべく長く使う、リメイクものを買う、などがあります。それにプラス循環できる商品の選択を増やすことができました。いろいろ選べることは良いと考えます。

話は戻ります。

そして、リサイクル生地をいろいろ探してみました。そこで再生羊毛リサイクルウール生地を生産してる「毛七」さま(愛知県一宮市)を発見しました。このリサイクル生地を使用して商品を制作して、使用後またリサイクル生地に再生できれば、国内で循環できる商品がつくれるなと思いました。

毛七に確認したところ可能。とのことで動きはじめました。

続きは後編に

読んでいただきありがとうございました。

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