サスティナビリティへの取り組み
Made in Japan
Lagimusimの製品は全て日本製です。
paanibagの生地は東北地方でつくられています。
裁断と縫製は山梨県の工場でつくられています。
こだわり①
製作工程でゴミを減らす努力の徹底。
製品の寸法を考えるときに「生地幅」を意識をしすることで、ゴミの出ない工夫をしています。
例えば、180cmの生地幅の4等分の幅にすることで、幅に対して余分な生地がほとんど無くなります。(赤く記した部分がゴミになってしまう部分で、生地の端や、生地の折り畳まれている部分です。)
この意図を組んでくださり、裁断時に生地の隙間をみつけると工場の判断で無駄のないように工夫をしてくださっています。
また、バッグの持ち手部分で余ってしまう生地は、巾着やポーチにしたり、Flagや巾着等で使用する紐にする、などの工夫をして廃棄の生地がでない工夫を行っています。
こだわり②
つくりすぎない。バランス生産。
工場とのコミュニケーションを重視しています。どのぐらいの在庫を保有しているのか、販売状況、今年の見通しなどをお伝えすることで、つくりすぎを防止したり、工場の生産体制に無理が生じないように、販売状況と生産のバランスをとっています。
Lagimusimは「長いお付き合いをしたい」という気持ちを伝えることで、工場さんがLagimusimを自分ごとに捉えてくださっているのを感じています。長いお付き合いを前提にしていると、工場さんも一緒に、良いものを、長期的な目線でバランスの取れる価格設定で、品質にプライドを持って作ってくださいます。
こだわり③
廃棄ゼロ。
海外工場では、人件費が安く劣悪な労働環境が問題になっています。加えて徹底した効率化により大量生産し、余剰在庫は大量廃棄することが問題になっています。
Lagimusimはバランス生産をしてくださっているので、廃棄する在庫はありません。
Lagimusimは、アパレルの常識である[シーズン毎に生産して売れ残りはセールして、それでも残れば廃棄]というスタイルをとっておりません。
長く愛される、いいものを。
食品と違って腐ることはありませんが、それでも物にも鮮度があります。鮮度を意識すると、どんどん新しいものをという考えになりますが、どんどん新しいものをと思ってつくる物ほど鮮度を保つ期間が短いように感じます。
時間をかけてじっくりと1つ1つの商品を知ってもらう、しっかりと伝えることを意識しています。
こだわり④
日本品質。
例えば、paanibagはリバーシブル仕様ですが、角と角を縫い付ける提案をしてくださったのは工場さんです。リバーシブルをしやすいように且つ見た目も良いということで、(自分たちの工程は増えてしまうのにも関わらず)常により良い提案を探ってくださいます。
2019年度の日本に流通する服のうち国産品の割合はわずか2.0%です。取引先が海外生産に切り替えてしまう経験や、仲間の工場が廃業してしまったり、色々と厳しいお話しをお聞きしますが、そうした経験が「日本品質」への誇りと繋がっているように感じています。
実際に手を動かしてつくる方の意識がそのままクオリティーに反映されます。Lagimusimは縫製の難しい生地が多いので、より反映される製品だと思います。
こだわり⑤
価格開示。
それぞれの商品ページに価格開示を行なっています。お客様には製造コストを知る権利があると考えています。
ここではより詳細にお伝え致します。paanibagレギュラーサイズの場合は、図に記載の原価(¥870)を¥2500で販売しています。¥1630が利益では無く、そこからWEBshopでは下記の料金がかかっています。
- お客様送料が無料の場合の送料負担(¥370又は¥700又はそれ以上)
- 手数料(例:クレジットカード決算手数料3.4%)
- 倉庫(保管料や入庫出庫の作業料)
- 写真撮影/DM等
店舗にお取り扱い頂いている際は下記の料金がかかっています。
- 店舗料目安40%(¥1,000)
- 店舗までの送料/POP作成/営業等
それ以外には、
- サイト運営費/構築費/お問い合わせ対応等
- 商品デザインやWEBデザイン
- SNS運営
- 諸々の管理/会計等
こだわり⑥
ゴミゼロへの挑戦。
①では製作工程でゴミを減らす工夫を行なっているお話をしましたが、それでもゴミとなっている生地があります。例えば生地耳(生地の端)です。製造工程に出てしまう廃材の利用方法を考え、ゼロを目指します。また、使い終わった後の製品がゴミになってしまう現状と向き合い改善し、2021年、私たちはゴミゼロへ挑戦していきます。
取組の1つとして、廃材を活用してくださる方に提供する仕組みづくりに取り組んでいます。(写真:カンキチ工房さんにより新たな商品に生まれ変わりました。)