about
concept
「もっと楽しい今にしよう!」をコンセプトにモノ作りをしています。
Lagimusim(ラギムシム)はインドネシア語で「今が旬」 という意味です。
ブランドロゴは、楽しげなイメージのタヌキから"遊び心を忘れない"という気持を込めています。
Philosophy
私は、新しい国に行くたび、その土地の文化や人々との交流からインスピレーションを受け、新しいプロダクトを作ることが大好きです。
そのプロダクトは、地域の人々に愛されるだけでなく、現地の方々の仕事を生み出し、その土地ならではの技術や文化を守りながら新しい価値を生み出すものにしたいと考えています。
例えば、伝統的な技術を活かしたアイテムが地域の新しい経済の一端を担い、そこで生まれたものが世界中で使われる未来を目指しています。
それぞれの地域に根付いたプロダクトが、その土地の魅力を世界に伝えながら、人々の生活を豊かにする、そんなブランドを作りたいと思っています。
挑戦は簡単ではありませんが、一歩ずつ進んでいく中で、多くの学びや発見があります。この旅を通じて、たくさんの人々と楽しさや喜びを共有しながら、よりよい未来を創っていけたらと願っています。
Our story
Lagimusim(ラギムシム)は、2010年に檜垣武史と村木香菜の二人で活動をスタートしました。
「Lagimusim」はインドネシア語で「再びその季節」、私たちは「今が旬」 という意味で解釈しています。
この言葉は、檜垣がまだ舞踏家として活動していたころ、インドネシアの公演先から届いたハガキに書かれていたもの。現在の仕事を立ち上げる際、この言葉が再び心に浮かび、「今を楽しむ」姿勢を大切にしようという想いを込めて、屋号に決めました。
ブランドロゴは、私たちのスローガン「やる気、根気、タヌキ」から。楽しげなイメージのタヌキから、遊び心を忘れない、という気持を込めています。
Lagimusimの始まり
専門学校で服飾を学んでいた村木と、ダンスの舞台づくりも手がけていた檜垣は、ともにモノ作りが大好きで得意!
ラギムシムを始めてからは、木の葉を樹脂でかためたピアスや、 カラフルな生地を組み合わせて縫ったバッグ(現在のpaaniシリーズにつながる)など、 アクセサリー類や雑貨を製作。カタログも手作りして飛び込み営業から始めました。
2011年、東日本大震災後に想いを込めて作り始めた折り鶴のピアスが、東京ミッドタウン(六本木)の 雑貨店に置かれ、ご好評をいただきました。
paaniバッグを含め、大手雑貨店や美術館などでもお取り扱いいただくようになりました。 イベントなどへの出店をお誘いいただくこともあり、徐々に販売先が全国へと広がりました。
移住と新しい生活の始まり
2016年、東京から田舎へ移住しました。この自然豊かな環境での生活は、私たちの作品づくりに大きな影響を与えました。移住後、地域の豊かな自然や暮らしからインスピレーションを受け、新たな商品が生まれました。そのひとつが、動物をモチーフにした刺繍バッジや、自然の恵みを取り入れたハーバルバスといったアイテムです。
また、移住先で出会った協力的な工場の方々とのつながりが、作品の幅を広げるきっかけとなりました。新しいアイデアや技術的なアドバイスをいただきながら、私たちの代表的なpaaniシリーズもさらに進化。これまで以上に多様な形やデザインが生まれ、より多くの方に楽しんでいただけるラインナップへと成長しました。
東京での慌ただしい生活から離れ、働く時間を決めて集中しながら、自分たちのペースで生活できるようになったことで、アイデアが自然と形になりやすい環境が整いました。移住先での日々は、私たちの作品づくりに豊かな刺激とインスピレーションを与え続けています。
バリ島への挑戦
2022年から始まった数回の滞在を経て、2024年7月からは長期滞在として本格的にバリ島での生活をスタートしました。この地での経験は、ブランドに新たな広がりと可能性をもたらしました。バリ島の職人たちとの出会いを通じて、現地の伝統技術を取り入れた新しい商品を生み出すことができたのです。
現在、バリ島で生まれたプロダクトを広める挑戦を進めています。私たちの夢は、訪れる土地ごとの文化や人々との交流を通じ、その土地ならではの技術を活かしたプロダクトを作り、それを世界中の人々に届けることです。この旅の中で、さまざまな出会いから学び、楽しみを共有しながら、より良い未来を創っていきたいと思います。
私たちのストーリーはまだ続きます。どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします!
村木 香菜・檜垣武史
profile
村木香菜
【図工女子】株式会社ラギム 代表取締役
Lagimusim設立。”葉っぱ”を「アクセサリー」に変換し、1年後には六本木ミッドタウンで商品としてお取り扱い頂きました。 ”折り紙”を「アクセサリー」に変換し、月200万円を売り上げました。 現在、渋谷ヒカリエや彫刻の森美術館など日本全国の主要拠点にて商品をお取り扱い頂いています。
檜垣武史
【タービン男】
人のエネルギーを最大限に引き出して引き立てる、バランスをとりながら大きな力に変えるのが特技。 少数精鋭パフォーミングアートグループの一員として、海外の美術館に招聘される等国内外で活躍。 六本木SuperDeluxe(Art系イベントスペース)で少数精鋭の一員として舞台作り担当として働き、週末のみだったイベントが毎日開催される人気スペースに発展。32歳に退社。Lagimusim設立。