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第二回キャッシュレス決済の中小企業への更なる普及促進に向けた環境整備検討会を読んで⑦

第二回キャッシュレス決済の中小企業への更なる普及促進に向けた環境整備検討会を読んで⑦

自分の社会勉強にもなるのでやっていこうと思います。
(経済産業省の審議会・研究会からの2021/10/18新着情報より)

目次

1,第1回の議論の振り返り

2,クレジットカード、電子マネー、コード決済にかかるコスト構造

3,​消費者周知のあり方素案

4,キャッシュレス決済に係る店舗における検証の進捗

それでは,第1回の議論の振り返りから読んで行きます。資料中の専門用語や分からない言葉、僕が気になる部分を調べてたり、補足して読み進めていきます。委員からの主な意見は、下記のとおりです。

普及促進にあたっての周知⽅法等の話題で主な委員の意見になります。

決済サービスの導⼊側の委員

● 決済サービスがたくさんあると、消費者も加盟店も悩むことになり、管理コストも増加する。解決⽅法と して、API やアプリで管理し分かりやすくする⽅法と、乱⽴しているサービスを⼀つに束ねる⽅法があ る。キャッシュレス決済⽐率を上げるには、与信無しの決済⼿段については中銀デジタル通貨に統⼀す ることも選択肢ではないか。

● 中⼩企業の経営者にはコスト削減のメッセージは響かず、売上に関する内容の⽅が訴求⼒があ る。

その他の委員

● 多数のサービスがあり、決済内容の管理が難しいという消費者の不安払拭や利便性向上のために API やアプリ等による⼯夫が⼀⼿段となるが、そのためには、API 等の業界標準化が重要。業界標 準化は顧客⽬線での整理と、今後の参⼊やイノベーションを阻害しない形態が望ましい。

● 議論した内容を本質的に意味のあるものにするためには、どのように店舗や消費者に落とすのか、より 具体的に検討する必要がある。例えば周知⽅法についての KPI の設定等により、中⼩事業者や 消費者への浸透度を評価する必要がある。

● キャッシュレス決済普及のために、消費者がメリットを理解し享受できるように消費者・⽣活者の⽬線が必要。分かりやすく消費者に伝わる⽅法や媒体等について検討すべき。

補足

☆APIとはーーApplication Programming Interfaceの略になります。
例えば、PCを使って、新しいソフトウェアやサービスに新規登録する際、
住所情報を記入したりします、その時、郵便番号を入力するだけで番地以外の情報を取得することができたりします。この様な機能をAPIと言います。インターネット上でオープンになっているソフトウェアと別のソフトウェアをつなげる役割です。

☆ KPIとはーーKey Performance Indicatorの略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」という意味になります。例えば、ここではクレジット決済の普及促進に対して、全体のクレジット決済回数をKPIにする?又は、クレジット決済可能な店舗数をKPIにする?みたいな使い方になります。

●まとめ
すごく分かりやすいお得なこと。が消費者には簡単にお買い物できて便利。だけど導入店舗にはクレジット決済手数料がネックでお得感がない。けれど消費者の購入行動を数字で追うことができるし、会計管理上時間短縮できるメリットもある。単純に売り上げ減るから嫌なんだろうと思う。

今回はここまでにします。

次回は、普及促進にあたっての周知⽅法等の話題でオブザーバー側の委員の意見になります。

読んでいただきありがとうございました。

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