今日のラギムシム(Blog)
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.13
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.12の続きからです。 5.デジタル化の促進 (2)現状 繊維産業におけるデジタル化は十分とは言えない状況である。生産段階では現在もfaxや電話による取引が行われているほか、アパレル企業がサプライチェーン全体を把握することは難しい状況にある。そんな中、DXに取組む繊維産業における先進的事例を紹介する。AIによるSNSの画像分析等を通じて、現在の服の潮流を得ることが可能になってきた。企画・生産段階においても、デジタル技術の活用が始まっている。デジタル上でサンプル製作をすることにらより、短期間かつ省資源での商品化を可能とした。また、サプライチェーン上の企業とのコミュニケーションをデジタル化し、生産に関わる情報を全てデジタル管理する動きもある。また、衣料品のサブスクリプション・サービスの展開により、所有しない状態での衣料品の使用という、新たなビジネスモデルも登場している。 今後、ますますデジタル化が進む、5Gの普及から、身の回りの全てのIoT化される。そんな世の中に対応し変化し続けていく柔軟な実践力が必要と考える。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.13
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.12の続きからです。 5.デジタル化の促進 (2)現状 繊維産業におけるデジタル化は十分とは言えない状況である。生産段階では現在もfaxや電話による取引が行われているほか、アパレル企業がサプライチェーン全体を把握することは難しい状況にある。そんな中、DXに取組む繊維産業における先進的事例を紹介する。AIによるSNSの画像分析等を通じて、現在の服の潮流を得ることが可能になってきた。企画・生産段階においても、デジタル技術の活用が始まっている。デジタル上でサンプル製作をすることにらより、短期間かつ省資源での商品化を可能とした。また、サプライチェーン上の企業とのコミュニケーションをデジタル化し、生産に関わる情報を全てデジタル管理する動きもある。また、衣料品のサブスクリプション・サービスの展開により、所有しない状態での衣料品の使用という、新たなビジネスモデルも登場している。 今後、ますますデジタル化が進む、5Gの普及から、身の回りの全てのIoT化される。そんな世の中に対応し変化し続けていく柔軟な実践力が必要と考える。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.12
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.11の続きからです。 5.デジタル化の促進 (1)背景 近年、IoT,ビッグデータ,AIなどの新しい技術の発展・普及は目覚ましく、様々な課題への対応に期待されている。業務効率化やコスト削減、設備の安定稼働や人手不足問題、またサステナビリティの取組にも有用である。サステナビリティの取組は、「サプライチェーンを管理する」という点において共通している。労働環境、使用している素材などを含めて、サプライチェーン上のどこでどういったことが起きているかを把握する必要性がある。さらに、オンライン販売の増加や、顧客とのより長い関係性を重視するLTV(顧客生涯価値)を推進していくためには、消費者との接点の在り方を変えていくことが求められる。デジタル技術による情報管理などは極めて有効である。 デジタル技術をどんどん取り入れて、情報管理や消費者と接点を持つ取組が重要。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.12
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.11の続きからです。 5.デジタル化の促進 (1)背景 近年、IoT,ビッグデータ,AIなどの新しい技術の発展・普及は目覚ましく、様々な課題への対応に期待されている。業務効率化やコスト削減、設備の安定稼働や人手不足問題、またサステナビリティの取組にも有用である。サステナビリティの取組は、「サプライチェーンを管理する」という点において共通している。労働環境、使用している素材などを含めて、サプライチェーン上のどこでどういったことが起きているかを把握する必要性がある。さらに、オンライン販売の増加や、顧客とのより長い関係性を重視するLTV(顧客生涯価値)を推進していくためには、消費者との接点の在り方を変えていくことが求められる。デジタル技術による情報管理などは極めて有効である。 デジタル技術をどんどん取り入れて、情報管理や消費者と接点を持つ取組が重要。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.11
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.10の続きからです。 4,供給構造 (3)今後の取組 ...
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.11
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.10の続きからです。 4,供給構造 (3)今後の取組 ...
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.10
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.9の続きからです。 4.供給構造 (1)背景 我々の暮らしは、大量生産・大量消費の上に成り立ってきた。しかし、こうした事業活動や消費活動は限界を迎えているとの指摘があり、限りある資源を有効に活用していくことが重要である。繊維産業において、大量生産の仕組み自体をかえなければ、ならない、製品の生産量や供給量に関しても、適量生産・適量供給を目指していくことが求められる。 適量生産・適量供給は、具体的には、受注生産や小ロット管理生産、になると思います。この様な体制が当たり前の社会になるように僕は少しずつ始める。 (2)供給量増加の要因・影響 1980年代は、DC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドブームに象徴されるように、高価な商品が多く購入された。しかし、その後の景気低迷によりデフレが進み、アパレル各社は商品の販売価格を下げるために人件費が安価であった中国などへ生産拠点を移転した。大量に生産することで単価が下げられた商品は、百貨店を始めとした多くの店舗に供給された。また、多くの場所に店舗を持つことで供給先が多くなり、それぞれの店舗において充実した品揃えをするために供給量が増加したとの指摘もある。さらに、あまり購入されない商品を大量に生産する可能性があり、値引き販売が常態化するようになった。消費者は値引きを予期・期待し、購入を控えるようになり、生価価格による売れ残り商品がさらに、増加し、値引き販売を繰り返す悪循環が生じている。 もう、最終局面にやってきた。適量生産・適量供給に変化するタイミングなのだろう。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.10
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.9の続きからです。 4.供給構造 (1)背景 我々の暮らしは、大量生産・大量消費の上に成り立ってきた。しかし、こうした事業活動や消費活動は限界を迎えているとの指摘があり、限りある資源を有効に活用していくことが重要である。繊維産業において、大量生産の仕組み自体をかえなければ、ならない、製品の生産量や供給量に関しても、適量生産・適量供給を目指していくことが求められる。 適量生産・適量供給は、具体的には、受注生産や小ロット管理生産、になると思います。この様な体制が当たり前の社会になるように僕は少しずつ始める。 (2)供給量増加の要因・影響 1980年代は、DC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドブームに象徴されるように、高価な商品が多く購入された。しかし、その後の景気低迷によりデフレが進み、アパレル各社は商品の販売価格を下げるために人件費が安価であった中国などへ生産拠点を移転した。大量に生産することで単価が下げられた商品は、百貨店を始めとした多くの店舗に供給された。また、多くの場所に店舗を持つことで供給先が多くなり、それぞれの店舗において充実した品揃えをするために供給量が増加したとの指摘もある。さらに、あまり購入されない商品を大量に生産する可能性があり、値引き販売が常態化するようになった。消費者は値引きを予期・期待し、購入を控えるようになり、生価価格による売れ残り商品がさらに、増加し、値引き販売を繰り返す悪循環が生じている。 もう、最終局面にやってきた。適量生産・適量供給に変化するタイミングなのだろう。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.9
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.8の続きからです。 3.ジェンダー平等 (3)今後の取組 1.官民ラウンドテーブル 女性が働きやすい環境の整備や女性の管理職等への登用を推進するためには、繊維産業全体で取り組んでいく必要がある。政府や産業界の代表が一堂に会し、ジェンダー平等の重要性を共有・理解するとともに、先進的な取組事例(女性幹部候補の育成プログラム等)や企業が構築すべき人材育成の仕組み等について議論・共有する場(官民ラウンドテーブル)を設置してはどうか。 このラウンドテーブルで女性幹部を増やすことを願います。 2.若い世代に対するロールモデルの提示 繊維産業の将来を担うであろう若い世代に、アンコンシャス・バイアスを打破するようなジェンダー教育を実施するほか、中学、高校、専門学校、大学等の学生やキャリアチェンジを目指す若い世代を対象として、既に活躍している女性リーダーが経験談やキャリア形成に成る取組などの事例を紹介する講座(テキスタイル・ファッション・イノベーション・スクール)を開設するのはどうか。 来年度には、始まっていそうな講座。現実的な取組方法。 ちなみにアンコンシャスバイアスとは、 「無意識の思い込み、偏見」と訳される。誰かと話すときや接するときに、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、あらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものです。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.9
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.8の続きからです。 3.ジェンダー平等 (3)今後の取組 1.官民ラウンドテーブル 女性が働きやすい環境の整備や女性の管理職等への登用を推進するためには、繊維産業全体で取り組んでいく必要がある。政府や産業界の代表が一堂に会し、ジェンダー平等の重要性を共有・理解するとともに、先進的な取組事例(女性幹部候補の育成プログラム等)や企業が構築すべき人材育成の仕組み等について議論・共有する場(官民ラウンドテーブル)を設置してはどうか。 このラウンドテーブルで女性幹部を増やすことを願います。 2.若い世代に対するロールモデルの提示 繊維産業の将来を担うであろう若い世代に、アンコンシャス・バイアスを打破するようなジェンダー教育を実施するほか、中学、高校、専門学校、大学等の学生やキャリアチェンジを目指す若い世代を対象として、既に活躍している女性リーダーが経験談やキャリア形成に成る取組などの事例を紹介する講座(テキスタイル・ファッション・イノベーション・スクール)を開設するのはどうか。 来年度には、始まっていそうな講座。現実的な取組方法。 ちなみにアンコンシャスバイアスとは、 「無意識の思い込み、偏見」と訳される。誰かと話すときや接するときに、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、あらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものです。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.8
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.7の続きからです。 3.ジェンダー平等 (1)背景 SDGs5において、「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」とされている。女性を始めとする多様な人材の活躍は、イノベーションの創出につながるものがある。経営陣に女性が多い企業は、少ない企業に比べて、価値創造が27%上回る可能性があるとの調査結果もある。国内において、男性に対して女性の賃金な26%程度低く、また管理職の割合は、男性が、約9割に対して女性は約1割となっている。一日当たりの家事・育児等の従事時間は、男性が41分に対して女性は3時間44分とのデータがあり、女性へ家事・育児の負担が偏っている。 家事・育児等の男性の積極的な取組が必要。1日2時間は取り組むと、平等になりそう。自分にも取り入れていきたい。 (2)現状 全就業者における女性割合が44.5%である一方で、繊維産業の生産工場に従事している女性割合は、58.5%、アパレル・小売に従事している女性割合は72.6%となり、女性就業者割合は全業種より高い。他方で、女性役員割合は、東証1部上場企業全体は、6.0%に対して、繊維関連企業は4.3%であり、全体平均よりも低くなっている。女性が働きやすい環境整備や女性のキャリア支援といった課題があり、官民で連携して取り組んでいくことが重要である。 繊維産業の女性役員割合が低いのが、不自然だと感じる。現場は女性割合が高いので、役員割合も同じ様に高くなるのが自然だ。 今日はここまでです。 ありがとうございました。
繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.8
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。 レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 vol.7の続きからです。 3.ジェンダー平等 (1)背景 SDGs5において、「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」とされている。女性を始めとする多様な人材の活躍は、イノベーションの創出につながるものがある。経営陣に女性が多い企業は、少ない企業に比べて、価値創造が27%上回る可能性があるとの調査結果もある。国内において、男性に対して女性の賃金な26%程度低く、また管理職の割合は、男性が、約9割に対して女性は約1割となっている。一日当たりの家事・育児等の従事時間は、男性が41分に対して女性は3時間44分とのデータがあり、女性へ家事・育児の負担が偏っている。 家事・育児等の男性の積極的な取組が必要。1日2時間は取り組むと、平等になりそう。自分にも取り入れていきたい。 (2)現状 全就業者における女性割合が44.5%である一方で、繊維産業の生産工場に従事している女性割合は、58.5%、アパレル・小売に従事している女性割合は72.6%となり、女性就業者割合は全業種より高い。他方で、女性役員割合は、東証1部上場企業全体は、6.0%に対して、繊維関連企業は4.3%であり、全体平均よりも低くなっている。女性が働きやすい環境整備や女性のキャリア支援といった課題があり、官民で連携して取り組んでいくことが重要である。 繊維産業の女性役員割合が低いのが、不自然だと感じる。現場は女性割合が高いので、役員割合も同じ様に高くなるのが自然だ。 今日はここまでです。 ありがとうございました。