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繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.2

繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.2

経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。

レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。

vol.1の続きからです。

一部の企業において、サスティナビリティの取組は徐々に始まっているが、複雑かつグローバルなサプライチェーンの管理の中で、取組は十分ではない。しかし、世界的な持続可能性を重視するESG投資が拡大していること、また、Z世代を中心とした若年層において、サスティナブルな取組への関心が高まっていることを踏まえて。繊維産業におけるサステナビリティへの取組は待ったなしといえる。

今後の繊維産業は、サステナビリティへの取組が重視されます。国も全面的に進める方向です。

サプライチェーンとは、

商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのことをサプライチェーンといいます。

ESG投資とは、

財務情報だけではなく、企業の環境(Environment)・社会(Social)・組織内の方針やルール(Governance)に関する取組も考慮した投資のこと。

Z世代とは、

1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を指します。デジタル.SNS.スマホを自然に生活の中で使いこなす世代です。

1.繊維産業の現状                  
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、衣料品の販売額は減少、加えて、自宅等でのテレワーク実施により、スーツなどの仕事着は需要が減少し、カジュアルな服が望まれるなど、消費者ニーズの変化が起きている。

zoomなどでオンライン商談を行い、非対面化が進んでいる。

 

国内の繊維産業の事業所は減少を続けている、30年前の5万6000所から1万所に、実に5分の1以下になった。また、少子高齢化等により、生産拠点の後継者不足が指摘されている。繊維産業は、長く複雑なサプライチェーンで管理されている、各段階でそれぞれ分業構造になっている。また、縫製等では、多重の下請け構造がある。海外へ生産がシフトしたことに伴い、アパレル企業と国内産地企業とのむすびつきが希薄化している指摘がある。

国内の事業所は、海外生産におされて、利益が出せない。素晴らしい技術と経験のある事業所に正当な対価が支払われない。厳しい現状がある。

 

こうした中でも、日本の繊維産業のテキスタイル(生地)は強い。吸汗速乾、抗菌などの高機能繊維や世界の高級ブランドから高い評価、採用される。また、幅広い素材を扱い、先進的な技術・製品を有している。新たな分野として、電気を通す繊維などの素材を使って、心電などの生体データ取得が可能となる開発も進んでいる。

国内の生地は技術革新が進んでいる。

 

今日はここまでにします。

また、明日

ありがとうございました。

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