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繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.11

繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.11

経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。

レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。

vol.10の続きからです。

4,供給構造                          (3)今後の取組                                                                            1.デジタル技術の活用                     さまざまな課題解決の中心的役割を果たすのは商品企画及び販売を担うアパレル企業だとの指摘がある。可能な限り値引き販売を避けて販売する商品内容・量・価格を企画段階で決め、販売する際にも各店舗・オンラインでの販売状況・在庫管理を行うことが求められる。RFID(Radio Frequency Identification:電子タグ)による効率的な情報把握に努めるなど、デジタル技術の活用が有効と考えられる。

デジタル技術をどんどん取り入れて可能な限りの無駄をなくすことが重要。

2.顧客を中心に置いた事業展開の推進              オンラインとオフラインを一体的に管理するOMO(Online Merges with Offlne)が標榜される現在において、店頭で選んだ商品を別途自宅へ配送するなど、各店舗での欠品を補う方策は様々ありえる。新たな事業の在り方を構築する必要がある。また、こうした取組を進めていく上では、前年の売上超えを最優先事項とするのではなく、顧客(消費者)を中心に置いた事業展開にすべきとの指摘もある。持続的に自社ブランドのファンにするための取組が重要となる。こうした概念は、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)として広まり始めている。

メーカーの取組課題は多い、製品制作背景の透明化、発信力、デジタル化、サステナブルな仕組み作り、環境にやさしい製品制作、消費者との持続的な関係の構築方法、など

3.生産工程の改革                       生産期間を短くするという取組も注目される。個々の好みや体型等に応じた個別の受注と従来の生産システムをIOTなどで連携し、オーダーメイドの一点モノを生産・販売するマスカスタマイゼーションの取組がある。短い期間で生産・販売するために、国内生産によるサプライチェーン構築を進めることも、有効な手段となりうる。

ラギムは国内生産によるサプライチェーンです。さらに、サスティナブルな取組を組み合わせて、独自のサプライチェーン構築を進めたい。

今日はここまでです。

ありがとうございました。

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