"幼児期の子供"がいる共働き夫婦。
保育園自粛× リモートワーク
子供がいない方に比べて「圧倒的に仕事できる時間が短い!」
ことに困っている人が多くなっていると思います。
リモートだからって、子供をみながら仕事できるわけではないですからね。
例えば、1人の人間が集中して取り組める時間を、午前3時間/午後3時間/夕食後2時間 とします。(食事や集中力のない時間は除いています)
保育園などに子供を預ける環境がある時は、午前午後合わせて6時間は集中して取り組むことができます。子供がいる家庭は夕食後の時間はファミリータイムに当てるのが健全だと思っています。パパかママのどちらかが子供の世話をするのは、できるけど、子供の相手や食事や寝る支度を大人1人では結構疲れ果てます。
この段階で、「子育て」をする人は毎日2時間程はバリバリ働く人との時間的な差が生じることを受け入れる必要があると思っています。さらに土日にもバリバリ働く人とは2日分の時間的な差が生じることを受け入れます。
時間勝負では負けが決定しています。質で勝負するしかありません。
まずは何より「自分も含めた家族の健康が第一である。」
- 睡眠時間を減らすことはNG
- 太陽を浴びて外で遊ぶ時間が必要である。
- お互いのメンタルを思いやる
ついつい、時間差に追いつかないものだから睡眠時間を削るという発想になりがちです。でも、睡眠時間を削ってしまうと、大抵の人は質の低下が起こります。ここは逆に「いかに睡眠の質を高めるか」を考えて、良い睡眠をとることが質の向上へとつながります。また、太陽に浴びること、運動をすることも生産性の向上には欠かせません。
子供も同じです。外で遊ぶ時間をとらないと不健全です。(もちろん遊具等でのコロナ感染のリスクを極力なくしたうえで外で遊びます)
リモートの共働き夫婦は「子供と外へ出かける?そんな時間ない!」と言いますが、時間を作るしかありません。家族の健康を第一に考えないのは本末転倒です。
家事はやらない
- 洗濯乾燥機
- 食事はミールキットか宅配/食洗機
- 掃除機はルンバ
- 散らからないように物を減らす
家にいる時間が増えた分、家事は増えています。ただでさえ時間がないのだから、 「母親の味」や「自分でやること」や「所有物」に拘っている場合ではありません。拘りは週末のファミリータイムの時間の枠内で行いましょう。家事は立派な仕事だと思います、だからこそ、その仕事をいかにやらずに過ごすかを考えなければなりません。 機械が高いと思うなら、機械に任せた時と自分でやる時のコストを計算してみましょう。
仕事の生産性をあげる
- マルチタスクはNG
- 時間管理、効率化、集中
子供の相手をしながら仕事をすること、それはマルチタスクに入ります。また「今は無理」などの言葉や、スマホをいじりながら話を聞くのは、子供に多大なストレスを与えます。手を止めて、話を聞き、守れる約束だけをする。
でも、どんどん話かけてくるのが子供です。だから、夫婦で交代で仕事をするしかありません。2人共がマルチタスク状態で6時間仕事をするより、シングルタスクで集中して3時間仕事をする方が効率的だと考えます。
午前3時間/午後3時間の時間を分けます。つまり、今までは6時間集中して仕事ができていたのに3時間になります。夫婦で考えると12時間集中して仕事ができていたのに6時間になります。それはもしかすると、どちらかが仕事を辞める選択肢が迫られてしまうかもしれません。
おじいちゃん、おばあちゃんに子供の子守をお願いするのなら、コロナがほぼかからない生活を2週間以上経過したうえで、にするべきだと思います。都会で通勤・保育園の生活をしていて、リモートになった途端にお願いするのは、短絡的でコロナを軽視しているなと思ってしまうなぁ。
それを踏まえてでも「そうするしかない!」と思っているのなら、一度立ち止まって人生を見直してもいいんじゃないかと思います。少しも立ち止まることができない状況だとしたら、その状況はこれから先もずっと続きます。なんとかそのループから外れる方法を見つけ出す必要があると思うのです。もし、いますぐ立ち止まれなかったとしても、次に備えて行くために少しづつでも変化し備えていきましょう。
話は逸れてしまいましたが、
リモートワークの共働き夫婦には3時間づつしか仕事する時間がない。
このことを受け入れて「いかに3時間の質を高めるか」にシフトしましょう。
ちなみに私がまさにその状況です。
しかも収入の多くは卸売に頼っていたのいで、商品をお取り扱いいただいている店舗が自粛して店を開けないとなると、強制的な閉店です。オンラインに移行したりしますが。3時間超集中力状態を作りだし、頑張っていきましょう!
今日もLagimusimへ来てくれてありがとう。
「今日のこれなのか!」
木村菜乃香がほぼ毎日書くエッセイのようなもの